「キッチンde給食」は、ご家庭の台所に眠る引き出物や食器等を簡単便利に片づけることができる自立支援型・寄付つきお片づけ商品です。
古着deワクチンを運営する日本リユースシステム株式会社と特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalとの協業企画です。
-自立支援型・寄付つきお片付け商品-
キッチンde給食専用回収キット(トライアル版)
送料:無料
料金 5,500 円(税込)
給食 5 人分寄付 重量:20kgまで
「キッチンde給食」のリリースに伴い実施した作品が採用されたのは、吉野 公賀さんの作品「幸せの輪」。
「キッチンde給食」の回収キット段ボール箱のデザインに吉野 公賀さんの作品を使用するとともに、「キッチンde給食」の販売個数に応じて著作権料が吉野 公賀さんに支払われます。
キッチン用品を通して、片づく人と食べられる人がそれぞれの幸せに繋がっていく仕組み。
リユースで素敵なお皿やスプーンに出会ったら、それもまた幸せなこと。
生まれた場所や環境、立場などによって必要なものや課題は違うけれど、〈幸せを求めること〉に変わりはないのだと思います。
丸い地球の中で『幸せの輪』が波紋のように広がって、たくさんの笑顔が生まれていくことを願っております。
作品「幸せの輪」・アートデザイン「吉野 公賀」
ご自身について:
緑内障により右眼の視野・視力のほとんどを失った私は、独学で絵を描き始めました。
医師からは「将来、左眼も同じような状態になる可能性がある」と宣告されていましたので、 落ち着いて絵を学ぶという気持ちの余裕などなく、とにかく“今の自分をキャンバスにぶつけたい!”と、がむしゃらでした。
その後、個展を開催し、新たな作品にもチャレンジする一方で、右眼の再手術や、頼りにしている左眼も悪化するなど、失明への恐怖はこれからも消えることはありません。
生活や生き方そのものを変えていかなければいけない状況に直面するたびに、『自分らしさとは何か?』を見つめ続けてきました。
変化に富んだ長年の活動を振り返った時、「変わらないもの」の大きさにも色々と気づかされます。
例えば、形や色彩に対する強い好奇心もその一つです。
特に色彩は、私自身の心を癒す大切な光の贈り物でもあったのだと思います。
そして、温かいご支援を頂くたびに自然と湧いてくる『感謝』の気持ち。
そうした想いの蓄積が、旧作から近年の新しい作品スタイルへの変化として繫がっています。
未来のことは分かりませんが、これからも自分らしく活動を続けていけたら幸いです。
アーティストネーム:吉野 公賀
生年月:1970年代
住まい:岐阜県
障がいの種別:視覚障がい(緑内障による視野狭窄)
アートの輪アーティストページ:https://artnowa.org/artist/3754
「キッチンde給食」の回収キット段ボール箱には、視覚障害をかかえながらアーティスト活動をされている吉野 公賀さんの作品「幸せの輪」がデザインされています。
ご利用数に応じて著作権料をお支払いするため、皆さまのお片づけが吉野さんの芸術活動の支援につながります。