文化センターボックスの仕事の中心は「音楽の力で世直し」です。
1981年にセラピー音楽家 牧野俊浩の手により創設され、音楽教育や演奏活動の現場で活動を続けてきました。私たちは、それぞれの人が未来に託す夢(メロディ)を持ち、心を合わせて助け合い(ハーモニー)、一緒に力強く前進する(リズム)にあふれた社会を創造する会社です。
私たちのミッションには大きな二本柱があります。①障がいをもった子どもたちが学ぶ特別支援学校への巡回演奏 と ②高齢者の介護予防のために音楽を活用する事です。
その思いを「社会を音楽化する研究会」プロジェクトと名付け、埼玉・神奈川・千葉・茨城・福島各県の特別支援学校で300回(2023年末集計)以上の公演を行うとともに、高齢者の介護予防のための「声みがき・歌声サロン」を700回以上開催してきました。
後者に関しては2009年に「高齢者の健康増進のための<はやりうた健康法>の開発と事業化」により、経済産業省管掌の「中小企業新事業活動促進法」にのっとり「経営革新計画承認企業」となりました。
新しい形での「音楽セラピー」を提案しながら、すべての人に「声の健康 こころの健康 身体の健康」がコミュニケーション力の源であることに気づく機会を、音楽を通して提供してゆくのが私たちの役割です。
◆障がい者アート協会との取り組み
特別支援学校での演奏を続けてゆく中で大きな発見がありました。
そこで学ぶ子どもたちの、まさに純粋な反応は私たちの演奏にとって大きな力となりました。そしてその能力は「絵画」の領域にも発揮されている事に気付き、その才能とのコラボレーションを夢見始めたのです。
障がい者アート協会に登録されている多くの「絵画」の中に、数多くの「音楽性」に裏付けられた作品を見出し、それらの作品を、私たちがコンサートの度にプロジェクターを通じて上映してるスライドショーを通じ、特別支援学校で学ぶこどもたちに紹介をしてゆきたいと考えています。
アーティストにとって、発表の機会を得ることは最大の喜びです。そして、わずかなりともそこで収入を得る事ができれば、創作意欲につながる事は間違いありません。
それは、「音楽」にこだわって生きている私たちの気持ちと同じだと確信をしています。
ささやかではありますが、そんな形で彼らの才能を応援をしてゆきたいと考えているのです。
◆代表者メッセージ(牧野俊浩:セラピー音楽家)
音楽を通じての社会貢献を考えて55年間歌い続けてきました。当初から漠然と「社会を音楽化したい」という気持ちはあったものの、この「障がい者アート協会」との出会いによって、その願いは一気に具体的な形を取り始めました。
いつの日か「音楽」と「絵画」のコラボを、オリジナルな形で実現してみたいと考えています。彼らの描いた「絵画」に、私たちがオリジナルの曲をつける。あるいは私たち音楽に従事する者たちのオリジナル作品に触発されて、彼らが絵筆を振るう。
お互いが抱く情熱の源泉は、とても近い場所にあるような気がしています。
そんな可能性を、まずは「特別支援学校」という場で実現するのが、今の私の夢です。
企業名:(有) 文化センターボックス
代表取締役:牧野俊浩
所在地:埼玉県所沢市北秋津876-2-B-103
TEL: 04(2998)0750
Mail: kurumaza@syaonken.org
(公演関係の専用アドレスです)
QRコード: (Homepage)