相談概要
-
背景
- 50代・女性。パニック障害で障害者手帳3級を所持。現在は正規雇用で働いている。
- 会社に障害者手帳を提出済みだが、障害年金が自動的に支給されるのか、申請が必要なのか分からない。
-
主な疑問
-
障害年金は自動給付か
- 障害者手帳を提出することで、障害年金が自動的に支給されるのか。
-
障害年金の申請方法
- 手続きが必要な場合、自分で何をすれば良いのか。
-
障害年金は自動給付か
回答・アドバイス
-
障害年金は自動給付ではありません
- 障害者手帳の取得と障害年金の申請は別の制度です。
- 障害者手帳を会社に提出しても、障害年金は自動的に支給されません。
- 障害年金の受給を希望する場合は、必ず本人が申請手続きを行う必要があります。
-
障害年金の申請手続き方法
-
年金事務所での確認
まず、最寄りの年金事務所に予約を取り、申請の流れや必要書類を確認してください。 -
必要書類
以下の書類が必要となる場合が多いです:- 初診日を証明する書類(カルテ、診療記録など)
- 医師が作成する診断書(障害年金用)
- 病歴・就労状況等申立書(生活や就労の困難さを記載)
- その他、年金事務所で指定された書類
-
申請手続き
年金事務所に必要書類を提出し、審査を経て支給の可否が決定されます。
-
年金事務所での確認
-
会社での確認
- 会社に提出した障害者手帳に基づいて、就労支援制度や雇用調整措置を受けている可能性があります。
- 障害年金の請求について会社が把握しているか、一度確認してみると良いでしょう。
-
専門家への相談も検討
- 手続きが煩雑で分かりにくい場合は、社会保険労務士やNPO法人「障害年金支援ネットワーク」などの専門家に相談することもおすすめです。
まとめ
障害年金は自動給付ではなく、本人による申請手続きが必須です。まずは最寄りの年金事務所に相談し、申請に必要な書類を揃えることが第一歩です。障害者手帳の等級(3級)が必ずしも障害年金の等級に一致するわけではありませんので、医師の診断書や生活状況の証明が重要になります。手続きに不安がある場合は、専門家にサポートを依頼して進めるとスムーズです。
コメントをお書きください